2016-03-23 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
今行っております現行の政府備蓄制度は、大凶作などによって民間在庫が著しく低下するなどの米が不足する場合には政府備蓄米を主食用米として国民に供給いたしますけれども、そのような万一の事態が発生しなければ、一定期間備蓄後に加工用、援助用、飼料用といった非主食用として販売する、いわゆる御指摘のような棚上げ備蓄方式を採用しております。
今行っております現行の政府備蓄制度は、大凶作などによって民間在庫が著しく低下するなどの米が不足する場合には政府備蓄米を主食用米として国民に供給いたしますけれども、そのような万一の事態が発生しなければ、一定期間備蓄後に加工用、援助用、飼料用といった非主食用として販売する、いわゆる御指摘のような棚上げ備蓄方式を採用しております。
その備蓄の運営に当たりましては、国による米の買い入れ、売り渡しが市場に影響を与えないよう、いわゆる棚上げ備蓄方式としておりまして、毎年、一定量について収穫前に入札による買い入れの契約を行うとともに、大不作などによって放出することがなければ、一定期間保管後に非主食用に販売することとしているところでございます。
そういったこともございまして、現在、備蓄の運営につきましては、国の米の買入れが市場に影響を与えないように二十三年度以降は棚上げ備蓄方式というものに変更いたしまして、収穫前に買入れ契約を行って、その行ったものだけを対象にしているという実態にあるところでございます。
○松島政府参考人 委員から備蓄方式の見直しの話がございました。 備蓄につきましては、平成二十三年から、これまでの回転備蓄方式から棚上げ備蓄方式に変更いたしまして、夏前に事前に契約したお米のみを備蓄米として購入するという形に変更したところでございます。したがいまして、現段階においては、そういった備蓄方式の変更について検討しているという事実はございません。
また、国の備蓄の運営に当たりましては、国の米の買い入れ、売り渡しが市場に影響を与えないよう、平成二十三年以降、いわゆる備蓄方式の中で収穫の前に買い入れを行うことにしておりまして、二十六年産米は買い入れ契約済みであること、また、平成二十七年六月末の備蓄水準は九十一から九十九万トンと見込まれておりまして、適正備蓄水準である百万トンまですき間がないことからも、本年の出来秋に市場からの買い入れは困難であると
これも随所でお答えしていると思いますけれども、二十三年度から、回転備蓄から棚上げ備蓄方式にする。そのためにはきちんと毎年二十万トンずつ処理して、新しく買い入れていくということ。それがきちんとスタートできるように今年度中にきちんと古いお米は、十三万トンほど十七年産米がありまして、それを処理して、その分十八万トンほど百万トンに足らなくなるわけでございます。
百万トンの棚上げ備蓄方式ということで、二十万トンずつ毎年入札でもって買い入れることを検討しております。出来秋前の契約でございます。これは、産地におけるJA等が販売戦略を考えながら対応していただくものではないかと思います。そういうようなところで対応可能かといえば、可能ではないかと思います。
○石井(啓)委員 政府は、米の備蓄方式そのものも今見直そうとしていますよね。来年度の概算要求では、いわゆる棚上げ備蓄方式ということで、毎年二十万トンずつ、従来は主食用として売っていた備蓄米を、今度は非主食用、飼料米等でこれを販売する、そして毎年二十万トンずつ買い入れるということで、棚上げ備蓄方式でやるということを来年度の概算要求でしているわけです。
来年度初めて、棚上げ備蓄方式の予算をとっております。四月からこれは執行できるんです。それも含めて、米価の下落に対しては、ことし限りは、戸別所得補償という制度が入った年に限っては、農家に安心を与えるための措置はあらゆる手段を講じるという決意をぜひとも私はお示しいただきたい。
棚上げ備蓄のお話でありますが、どのような備蓄方式をとるかということについては、農水省内でこれから検討するという段階でありますので、今の段階でどういう方式ということを決めているわけではありませんし、もちろん、財政当局とのお話し合い、あるいはまた食糧部会の議も経なければいけませんので、これから検討するという課題でありますので、今の段階で決めているというものではありません。
このため、政府の備蓄米については、主食用市場への影響を排除するというような観点から、棚上げ備蓄方式というものについて農林水産省内で検討を今始めさせていただいたところでございます。今後、それぞれの関係方面の意見も聞いて進めていかなければなりません。あるいはまた、備蓄の手法あるいは水準などということについても、これからの検討課題でございます。
現在まで回転備蓄方式ということで、大体三年を過ぎた古いお米から市場に出して、いわゆる食用米として流通をさせ、また新たに米を買いというふうな形で、こういう回転備蓄で回してまいりました。
ですから、私どもはそういう回転備蓄ではなくて、いわゆる棚上げ方式として、一定のお金は掛かりますけれども、しかしそれはいったん買い上げたものはもう食用米には出さないと、それはもう加工米や飼料米に回すんだと、そして需給に影響を与えないと、市場の主食米のですね、そういう立場で財政当局の皆さん方ともしっかりとその辺は議論しながら御理解をいただいて、是非こうした今までの回転備蓄方式から棚上げ方式にしていきたいと
○石田(祝)委員 ちなみに申し上げますと、社会民主党のマニフェストは、「政府備蓄米は、現行の回転備蓄方式・百万トンから、棚上げ備蓄方式三百万トンに変更し、」云々と。ですから、連立与党の中で二党は同じ考えだった。そして国民新党は、それはマニフェストでは触れられていない。そして、三党連立の合意にも別にそのことについては書かれていない。
民主党マニフェストで、食料安全保障の観点から米の備蓄方式を棚上げ方式に転換をし、国産米を含む三百万トンの備蓄体制を確立しますということをうたっておいでになります。つまりは、三百万トンの棚上げ備蓄であります。 我々がこれまでやってきたのは、最大百万トンを限度とした回転備蓄ということで、その規律をしっかり守ってまいりました。三百万トンの棚上げ備蓄、これはどういう意味か。
先ほど、ずっとローンレートの話を引用しながら鈴木先生お話ししていますけれども、三百万トン、四百万トン、回転備蓄じゃなくて棚上げ備蓄方式をとっていって、それで世界的な食料不足というものに対応していかないと、今も不測の事態が生じたときにどう対応していくのかという問題に対処し切れないというふうに思うんですけれども、この百万トン備蓄という問題点を今日においてどう考えておられるのか、両先生の方からお聞かせ願いたいと
○岡島政府参考人 棚上げ備蓄、定義は幾つかあろうかと思いますけれども、平成十三年の備蓄運営研究会では、棚上げ備蓄について、通常の需給操作に組み入れず、一定量を保管し、その後は主食用以外に、例えばえさ用などに振り向けざるを得なくなるということで、そういった備蓄方式であろうということであります。
○平野参議院議員 またごちゃごちゃと答弁させていただきますけれども、結論から言いますと、まず、備蓄方式については棚上げ備蓄を考えております。数量につきましては、三百万トンというのは前のマニフェストのインデックスに出た数字でございまして、今この数字については、次のマニフェストの改定に向けて党内の議論をやっているということでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 百万トンでありますのかあるいは三百万トンでありますのか、このことは民主党の方御検討中と今お話がございましたが、いずれにしても相当膨大な在庫を抱えるということになるわけで、その在庫は棚上げ備蓄方式だと、こういうお話でございますが、棚上げ備蓄としても、それはいつまでも保有をしているわけにはいかない、品質が劣化してきますからどこかで入れ替えていかなきゃいけないということで、これを
その三百万トンをどうして備蓄するかというと、今まで回転備蓄方式で各倉庫に保管しておった。これが、トン当たり一万から一万二千円の保管料がかかるわけです。我々は、棚上げですから市場に出しません。
、十年に一度の不作、作況指数九二や、通常の不作、作況九四と、こういうことが二年続いた状況でも対処できる百万トン程度の備蓄水準と、これを基本といたしまして、また、御指摘ございましたが、財政的な負担の問題があるわけでありまして、もみによります備蓄につきましてはいろいろ問題点があるわけでありまして、やはり財政負担に留意をしながら国民の理解が得られる効率的な観点から考えていく必要があると思いまして、回転備蓄方式